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転職してわかったナースのお仕事~特別養護老人ホーム編~

お爺さんを介護している女性のイラスト




こんにちは~遅咲きのひまわり、ととまです。

 

わたしの職業はナースです。今まで何度か転職してきました。ナースの仕事は職場によって仕事内容も働きやすさも全然違います。実際にいろんな職場で働いてきて、働きやすい職場とそうでない職場がありました。

わたしは以前特別養護老人ホーム(略して特養)で働いていたことがありました。

今日は特養でのナースの仕事について書いていきます。これから転職しようとしているあなたの参考になればいいな。

 

特養って

常時介護が必要で、在宅で生活が困難になった高齢者が入居できる福祉施設の施設の一つです。生活全般でさまざまな介護を受けながら生活しています。終の棲家として余生をすごす施設です。

特養は規模によって違いますが、わたしが働いていた施設は約100人位の入居者がいました。

看護師は4人です。他は介護福祉士、ケアマネ、相談員、作業療法士などがいます。

特養に医師は常勤していません。週に1回程度きてくれて入居者の状態をみてくれます。

 

 

ナースのお仕事は

・バイタルサインチェック

・服薬管理、介助

・軟膏、点眼などの処置

・点滴

・通院介助

・坐薬、浣腸

・痰の吸引等々

特養は生活の場で医療ケアより介護ケアに重きを置いています。

病院のように積極的に治療を行う場所ではありません。点滴は医師の指示があれば行うことはありますが、積極的に治療をする場所でないため状態の悪い人は入院することになります。

夜勤はありません。ただ、夜中に入居者に何かあればすぐ駆け付けられるように電話当番というものがあります。

 

 

電話当番

ナースは電話当番というものがあります。入居者になにか変化があれば介護職員からナースに連絡がくるのです。わたしの働いていた施設はナースが4人いたので、4日に1回は当番が回ってきていました。

電話はいつかかってくるかわかりませんし、かかってこないかもしれません。いつ電話がきてもいいように電話はいつも持っていないといけません。

夜も枕元に置いて眠っていました。深夜に電話がなることを何度も経験しましたが、あれは心臓にわるいですね。ドキッとします。そして電話の内容にもドキドキするんです。

夜中の巡回時に亡くなっていた方がいて、その電話に飛び起きてかけつけたことがありました。

電話当番の日はいつ連絡がくるかもわからないのでむだな寄り道はしないでまっすぐ帰ります。

わたしはお酒をのまないのですが、お酒を飲む人は当番の日はいつ呼ばれるかわからないので飲まないで待機しないといけません。お酒を飲む人は4日に一回休肝日になっていいですね。

電話当番の日は何もない平和な夜もありますが、働いてみて「最初から夜勤として拘束されてる方がいい」と思いました。「電話がくるかもしれないし、こないかもしれない」というのが精神的に負担になりました。

 

もし、夜間に呼び出されてかけつけても朝方だったりすると家に帰る時間がなくなり、そのまま次の日の勤務になることもあります。

寝不足なので次の日に休暇をとって帰りたいところですが、ナースは少人数なのでその日の勤務状態によってはそうもいかない時もあります。滅多にあることではありませんが夜間に呼び出しがあって翌日の休日勤務が自分一人だったりすると体力的にきついものがあります。

夜間に勤務した分は手当がついていました。

 

少人数の職場は特に人間関係が大事

特養は介護職員の人数は多いですがナースは4人と少人数です。少人数の場合は人間関係がより重要になります。

わたしが働いていた施設は人間関係が良好だったのでよかったですが、これから働く予定のひとは面接の時看護室のスタッフとも会えれば雰囲気がわかると思います。

 

 

 

椅子に座るお医者さんのイラスト(男性)

医師は常勤していない

わたしの働いていた施設には4人の医師が嘱託医として働いていました。たいてい嘱託医はどこかの病院の医師をされている方です。

その勤務の合間に施設に来てくれて回診したりしてくれます。

夜間に入居者になにか変化があれば救急車で病院に運びますが、もし亡くなっていた場合は医師に連絡をしてきてもらい死亡確認をしてもらいます。

4人医師がいるのでどの先生かには連絡がつくのですが、4人ともなかなか連絡がつかない場合もありました。そんなときは不安になりました。

 

生活の場

医療の現場ではなく生活の場です。積極的な治療は行いません。大きな病院でバリバリ働いてきた人はそのことにもの足りなさを感じるかもしれません。

わたしも最初は出来ることが少ないない気がしてもの足りなさを感じていました。

生活の場なので、入居者と一緒にレーションを楽しんだり生活を見守っていきます。慣れてきてからはゆったりした気持ちで入居者と関われるようになりました。

 

 

家族の援助が必要

もし、あなたに子どもがいて特養で働くことを考えているのなら家族の援助が必要です。

朝方呼ばれてすぐ帰れない日もあるので、特に夫の協力が必要です。あなたが朝方呼ばれてしまったら夫が朝食を作ったり子どもの送迎をしなくてはいけない日もありそうです。

夜中駆け付けることを考えると、家と職場の距離は近い方がいいでしょう。

 

休みは?

わたしが働いていた特養では土日祝日は休みでしたが交代でナースが一人出勤していました。当番の日以外の 土日祝日は休みになります。平日は前もってわかっていれば休みをもらうことができました。

ナースが少人数なのでお互い気をつかいながら希望通り休めるようにしていました。

 

 

さいごに

特養は生活の場なので病状が悪化すると入院される方が多いのですが、病院に行き積極的な治療をせず施設で看取りたいという家族も多くいらっしゃいます。施設での看取りはこれから増えていくと思われます。

ナースの仕事は目の回るような忙しさではなく、気持ちに余裕を持って看護できます。そのことにもの足りなさを感じることもあります。

でも、ナースの仕事は病院だけではありませんのでそれぞれの職場でのナースの役割を果たせればいいのです。おじいちゃんおばあちゃんという人生の先輩から学ぶことも多いのです。

働いてみての正直な感想は電話当番が予想以上に精神的な負担になっていました。電話が来るかもしれないし、来ないかもしれないことがストレスになっていました。

でも、施設によっては条件も違ってくるのでよく確認することをおススメします。

 

またね

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