あなたは最近疲れやすさを感じていませんか?
週の後半になってくると疲れがたまっていませんか?
疲れやすさを感じる原因は免疫力の低下によるものです。悲しいことに免疫力は年をとるごとに減少していきます。
免疫力が低下してしまうと病気にかかりやすくなったり、疲れやすくなったりします。
湯船につかることで、体温が上がり免疫力がアップできるんですよ。
でももし忙しくて毎日湯船につかることができないとしたら、週に2回でも免疫力がアップに効果的な入浴法があるのです。
それはヒートショックプロテイン入浴法です。この入浴法は週に2回で充分。
ヒートショックプロテイン入浴法で、忙しいあなたも免疫力がアップを目指しませんか?
この記事では週に2~3回でも、免疫力アップに効果的なヒートショックプロテイン入浴法について紹介しています。
ヒートショックプロテインとは
ヒートショックプロテインとは温熱刺激により産生されるたんぱく質のことで、別名ストレス制御タンパクとも呼ばれています。
NK(ナチュラルキラー細胞)を活性化してくれる頼もしいたんぱく質です。
NK細胞は体内のがん細胞やウイルスを素早く見つけては破壊してくれるありがたい細胞です。
でもヒートショックプロテインは加齢とともに減少していきます。
ヒートショックプロテインの効果は・・・
・傷んだ細胞を修復する
・免疫力がアップ
・乳酸の産生を遅らせる
・代謝アップ
以上が代表的な効果になります。
年をとってくるとちょっとした傷が治りにくいと感じたことはありませんか?
すり傷や虫刺されなどなかなか治らないと感じませんか?
わたしは45歳を過ぎたあたりから傷の治りが悪いことを実感しています。あなたはどうですか?
これはこれは加齢とともにヒートショックプロテインが減少しているからです。
ヒートショックプロテインが増えると乳酸の発生を遅らせることもできます。乳酸の発生が遅れることで疲れにくい体を作ることができます。
もし、最近疲れやすいな~と感じているのなら、ヒートショックプロテイン入浴法を試してみませんか?
ヒートショックプロテイン入浴法
お湯の温度と入浴時間
40~42℃のお湯に10分~20分つかる入浴法です。
通常のお風呂のお湯の温度は38~40℃です。
ヒートショックプロテイン入浴法のお湯の温度はそれより少し高めの温度となります。
少し熱めのお湯にじっくり浸かることで体の深部まで温めていきます。
入浴の注意点
追い炊きをしたり蓋を半分しめたりして、お湯の温度が途中で冷めないようにしましょう。
入浴後は体を冷やさないように保温しましょう。
すぐに体が冷えてしまうと効果はありません。
入浴前後にコップ一杯のミネラルウォーターを飲みましょう。
長い時間熱いお湯につかるので水分摂取は大切です。
心臓病など持病がある人には体への負担が大きいためこの入浴法はすすめません。
そういう場合はぬるめのお風呂にゆっくりつかることでも体を温めることができます。
ヒートショックプロテイン入浴法よりは効果が低いですが、シャワーだけよりもずっと効果的です。
週に2回で充分
ヒートショックプロテイン入浴法は効果がでるのは入浴後2~3日経ってからになります。
体への負担もあるので、週に2回で充分です。
それ以外の日はぬるめのお湯にゆっくり入ってくださいね。
おわりに
ヒートショックプロテインを増加させる入浴法を紹介しました。
加齢とともに免疫力が低下してしまうのはしかたありませんが、生活環境によって改善できるものもあります。
もし今、疲れて家に帰るとバタンキューなら、ヒートショックプロテイン入浴法を試してみましょう。
疲労感が違うと毎日をもっと元気に生活できるようになります。
毎日が元気だと意欲も高まってきてもっと楽しくなると思います。

