保育参観やお誕生会、授業参観などなど、子どもの行事はたくさんあります。
できれば子どもの学校行事には参加してあげたいですよね。
でも自分も学生という身分。
はたして授業を休んで、子どもの学校行事に参加することはできるのかと悩んでいるのではありませんか?
わたしも子ども2人(小学生)いながら看護学生を5年間やっていたので、その悩みはよくわかります。
この記事では子どもの行事で学校を休むときの注意点について紹介します。
わたしの経験談も紹介しています。
学校の授業は授業数によって休める
学校の授業は、授業数の多いものは休めます。
現に、体調不良で休む人はいます。
出席日数や単位が決められていて、授業の科目によって年間の授業時間が決められています。
全体の出席日数のうち例えば3分の1以上休んだら単位を落としてしまう、などと決められています。
看護技術などのように授業数が多い教科であれば、何日か休んでも単位を落とすことはありません。
ただ授業数の少ない教科は注意が必要です。
わたしの学校では国語という教科がありました。
例えばこの国語が年間で10時間しかなかったとします。
そうした場合、4時間休んでしまったら単位を落としてしまうことになります。
出席日数が足りなければ試験を受けることができません。
なので授業時間の少ない教科は充分注意が必要です。
授業数の少ない科目が始まったばかりのときも注意が必要です。
授業が始まった最初の頃に、行事があって休むのはちょっと心配です。
あとから何があるかわかりません。
どうしても学校に行けない理由が発生するかもしれません。
その教科の出席日数を充分クリアできた後半なら心配は少なくなります。
授業時間の少ない教科の場合は夫や祖父母などに協力してもらい、あなたは授業を休まない方がいいかもしれません。
授業時間の多いものは何日かは休んでも単位を落とすということはありません。
実際、人間ですので体調不良のこともありますよね。
風邪などの体調不良で学校を休む人はいました。
わたしも具合が悪くて休んだことがあります。
きちんと授業時間と休んだ教科を把握しておけば大丈夫です。
ただ、休みの日数が多くなると評価に影響があったり、先生から指導が入るかもしれません。
でもわたし個人的には、他の日にしっかり勉強していいれば大丈夫だと思っています。
臨床実習は休めない
学校の授業と違って病院での実習は休めないと思っていた方がいいです。
実習は約7か月の間、さまざまな科を回ります。
病棟だったら3週間が1クールになっています。
たとえば小児科に3週間いたら次は消化器に3週間といった感じです。
なのでどうしても何かがあれば休むことはできますが、実際のところは実習は学校の行業よりも厳しくて休みにくいというのが実情です。
何回も休むと評価にも影響します。
一日くらい休んでも評価には影響しないかもしれませんが、体調不良などどうしてもな理由でなないと休めない実情です。
子どもの行事では実習は休めないと思っていた方がいいです。
特に、保健所や訪問看護など、日数の少ない実習は注意が必要です。
その数日の中の1日を休んでしまったら、あとから補習をしなくてはなりません。
実習に関しては学科の授業と違います。
学校側と指導してくれる病院の関係もありますので、休めないと思っていた方がいいです。
実際、体調が悪くてどうしても休んだ人がいましたが、あとから一人で補習の実習をしていました。
ただでさえ厳しい実習です。
仲間がいれば何とか頑張れますが、あとで一人だけで行くのって辛いです。
わたしのクラスメートに実習期間に家族に不幸があった人がいました。
不幸があっても実習を休むとあとから補習実習になるのと、場合によってはそれも困難な科目があります。
その人は1日休んだだけでまたすぐに実習にきていました。
厳しい世界ですよね。
わたしも実習は一度だけ休んだことがあります。
正確には早退です。
そのころ子ども2人は小学生でした。
学校で怪我をして救急車で運ばれた、と学校から連絡がきてその時は実習を早退して病院に駆け付けたこともありました。
子どもがあると突然なにがあるかわからないので、どうしても休まないといけないことも正直なところあります。
なので、そんな時夫や祖父母からの援助があるととても心強いです。
ママが一人で全部抱え込んじゃうとつらくなります。
休むときの注意点
さて、子どもの学校行事のために授業を休むときに事前に正直に先生に話した方がいいのでしょうか?
これはわたしの経験からはNOです。
正直に話しても先生は理解はしてくれませんし、いい顔をされません。
看護学校に通っている時点で学生であり、それが優先されます。
看護学校の先生の中にも子育て中の人はいるのですが、生徒に関しては厳しいです。
でも、学校では風邪などの体調不良で休む学生は必ずいます。
それは人間だから体調が悪いときもありますよね。
でも、体調不良で休む人がいるんだから、1日くらい子どもの行事で休ませてくれても…と思いますよね。
ちゃんと授業日数を確認していたらいいと思いませんか?
でも、違うのです。
学校では学生なので「子どもの行事で休みます」というのは通用しません。
でもどうしても休みたいときの注意点を紹介します。
それは、
事前に休むとは言わずに、その日突然休みます。
例えば、自分が体調不良なことにしたり、子どもの体調不良を理由にします。
子どもの体調不良の場合は「どうしても見る人がいない」ということにします。
あとから「子どもの体調不良のときは誰かにお願いするように」とちょっと嫌味を言われるかもしれませんが。
この時に注意点があります。
わたしの看護学校では以下のことを聞かれました。
■どんな症状か
■どこの病院を受診したか
■薬は何が処方されたか
医療関係者って感じですよね。
でも実際にその病院に確認したりはしませんが、とっさにどう答えるのかの反応を見ているのかもしれません。
以前もらった風邪薬を言っておけば無難ですよ。
どうしても休みたいときはこの方法がオススメですが、その日突然休むので、勇気が必要です。
わたしの経験談
わたしは子持ちで看護学生になりそのころ2人とも小学生でした。
学生をしていた5年間は子どもの学校行事は、あまり参加できませんでした。
それでも夫が行ける場合は夫が行き、どうしてもいけないときは諦めていました。
でも誰もいけない時が続くと子どもがかわいそうになり、学校を休んで学校行事に参加したこともありました。
そんな時は、自分の体調不良を理由に休みました。
ちょくちょく休んだわけではないので、先生から「おだいじに」という言葉をもらえました。
ちょっと良心が痛みますが、仕方ありません。
学校も大事ですが、今しか見れない子どもの成長も大事です。
祖父母がいる人なら助けてもらうといいですね。