離婚して数年経ち、今は派遣社員をしている。
子どもは2人。将来を考えて今のうちに准看護師になろうかと考えている。
准看護師なら2年で免許が取れる。
たまたま両親が近くにいるので、子どもの世話などの協力はしてもらえる。
それともパソコンスキルを磨いて事務員として正社員として働いた方がいいのか?
准看護師と事務員、どっちが将来安定して働けるのかな?
と、悩んでいるあなた。
准看護師なら2年で資格が取れますし、頑張れば資格を取れそう。
でも、准看護師は看護師(正看護師)よりも給料は安い。
これから将来を考えたときに准看護師は、一般事務よりも安定しているのか知りたいのですよね?
あなたのこの疑問に30代で看護師になったわたしがお答えします。
答えは、准看護師になったほうが将来安定して働いていくことができます。
子育てに協力してもらえる環境が整っているなら、今学校に入って准看護師になった方が断然安定しています。
ではどうして准看護師の方が将来安定して働けるのでしょうか?
それには理由が5つあります。
5つの理由とは、
1.仕事のやりがいが違う
2.給料面が違う
3.正社員として働ける
4.転職に困らない
5.人生の充実感が違う
これらの理由から、准看護師になる方が安定した生活が送れます。
これらを一つ一つ見ていきますね。
仕事のやりがいが違う
看護師の仕事は病気で苦しんでいる人や、その家族を支える仕事です。
体力的にも精神的にもハードな仕事です。
悩むことも多いです。
でも、
■やりがい
■達成感
■充実感
■喜び
このような気持ちを感じることができる素晴らしい仕事です。
患者さんのためにスタッフが話し合い、協力しあいます。
その結果、患者さんがいい方向に向かっている時なんて看護師として本当に嬉しいです。
患者さんを支え、患者さんに頼りにされて働くことは本当にやりがいを感じます。
准看護師の学校を卒業してからも、現場で学び続けます。
准看護師の仕事はずっと学びの連続です。
事務の仕事も達成感などを感じることはできます。
准看護師の仕事は命とかかわる分緊張感があり、その達成感などの大きさはまったく違います。
ととま
給料面が違う
看護師の資格は看護師(正看護師)と准看護師があります。
この2つを比べてみます。
日本看護協会の調査によると看護師の給料は准看護師の給料より、月平均約6~8万円高いという調査結果があります。
准看護師は看護師より給料は安いものの、それでも一般的な事務員と比べると准看護師の方が給料はいいです。
病院はボーナスや退職金の規定がしっかり定められているところが多く、給料面が安定しています。
それに、病院は経営状態によって給料やボーナスに影響することはあまりありません。
ととま
でも、病院の中には条件があまりいいとは言えない病院もありますし、個人のクリニックなどは条件にばらつきがあります。
なので、就職するときはしっかり条件を確認した方がいいです。
一般事務の場合、働く職場によって条件はまちまちです。
経営状態によっては、リストラの可能性や、給料、ボーナスがカットされることもあるかもしれません。
もし、残念ながらそんなことになってしまったら、転職しなくてはなりません。
でも転職する場合、一般事務の場合すぐに希望に仕事がみつかるとは限りません。
求人数は年齢が上がると少なくなっていくのです。そうすると思うような求人を見つけることが段々と困難になってきます。
たまたまいい条件の職場に就職できればいいですが、求人数が少ないと妥協して決めざるを得ないこともあります。
それに、希望通りの求人が見つかっても採用されるかわかりません。
准看護師の場合、最悪転職することになったとしても求人はたくさんあります。
自分の希望通りのいい条件の病院を選ぶことができます。
求人はたくさんあるので安心ですよね。
給料だけでなく、病院は有給休暇を取りやすい環境や、福利厚生面でも整っています。
正社員として働ける
看護師の仕事は慢性的に人手不足の状態です。
求人数は多く40代でも充分仕事があります。わたしの病院では50代後半の人でも正社員として採用しています。
大きな総合病院などは年齢制限がありますが、中規模以下の病院では50代でも採用しますし、人手が欲しい状態です。
年齢が上がっても、むしろ経験があるので即戦力になりますし、正社員での採用が多いので安心です。
一般事務の場合、正社員の採用は年齢制限がある職場が多いです。
就職する時や転職する時に働きたい企業があっても、年齢を理由に諦めないといけないかもしれません。
年齢のせいで諦めるのは嫌ですよね。
一般事務の場合、特殊な技能などがなければ年齢が上がってくると正社員での採用は難しくなります。
でも准看護師の場合は年齢が上がっても正社員で採用されることが多いです。
転職に困らない
もし、あなたが働いている職場に何か不満が出てきたとします。
不満として多いのが、
■給料が安い
■ボーナスが少ない
■人間関係が悪い
■上司と合わない
■職場の雰囲気に合わない
上記のような悩みはでてきます。
それで、もし転職したくなったときに准看護師は仕事がたくさんあります。
求人はつねにたくさんあるので、仕事に困りません。
もしどうしてもやめたくなったときに我慢しなくていいのが強みです。
例えば、不満がないとしても、もっといい条件の職場に行きたいと思ったとします。
どうせなら今よりもいい条件の職場で働きたいと思いますよね。
そんな場合、准看護師なら求人も多いので今よりもいい条件の職場を見つけることができます。
でも事務員の場合はなかなかそうはいきません。
転職するとき年齢によっては転職先がなかなか見つからない場合も多いです。
なので、職場に不満があったりしてもなかなか簡単にはやめることができなかったりします。
人間関係が最悪な場合はそのストレスは大きくて、そんな中我慢しなくてはならないことを考えると…嫌ですね。
転職先が年齢に関係なく見つかる准看護師は気持ち的にかなり楽です。
病院によっては年齢制限のある病院もあります。
でも求人数が多いので職場がない、ということはありません。
人生の充実感が違う
30代で看護学校に入る人はそう多くはありません。
そんな中、准看護師を目指して、准看護師になったらあなたの人生の充実感が違います。
30代で看護学校に入学する人は以前よりも増えてきていますが、でもやりたい!って思っても気軽にできることではありません。
まず看護学校に入学しないといけません。
勉強から離れていた時間が長いと、看護学校に合格するための勉強をしなくてはいけません。
仕事をしながらコツコツと勉強することは並大抵のことではありませんし、勉強しても看護学校の試験に合格できるとは限りません。
わたしの社会人の友人は、何年も看護学校の社会人入学の試験を受けても合格できないでいました。
結局、諦めてしまいました。
いくらやる気になっても、看護学校の試験に合格しないとその先はありません。
看護学校に入るだけでも簡単なことではないのです。
それに、学力以外にも問題があります。
それは経済的なことです。
看護学校に入るためには学費が必要です。奨学金でカバーできるものの学校によって学費に差があります。
どんなに看護師になりたくても経済的な理由であきらめざるを得ない人もいます。
想像してみてください。
あなたがたくさんの困難を乗り越えて、もし准看護師になったらどんな気持ちでしょうか?
きっとやり遂げた達成感、満足感を感じ自信に満ち溢れているはずです。
そんな貴重な経験を30代になってから経験できることは素晴らしいことですよね。
だって、誰でも経験できることはないのですから。
いくつになっても夢に向かって努力をしたり、夢をかなえることは素晴らしいことですね。
そんな経験をできたあなたは人生を満喫して生きています。
人生を充実して生きています。
ととま

おわりに
30代シンママのあなたが、将来の安定を考えたなら、准看護師になるべきです。
准看護師の方が一般事務よりもずっと安定しています。
シンママのあなたは、これから子どもを育てていかなくてはいけませんね。
子育てをしていくには、資格のある仕事の方が何かと心強いですし安定しています。
シンママだからこそ、今頑張って准看護師の資格をとって自分のため、子ども達のために生きていきましょう。
わたしは看護師になってから離婚しました。
子ども二人抱えての離婚でした。
決して経済的に楽ではありませんでしたが、それでも事務員などの仕事よりもお給料はいただいていたと思います。
おかげで、なんとか子ども達を育てていくことができました。
だからあなたも頑張ってください。
あなたは2年で資格を取れる准看護師を目指していますね。
准看護師と看護師の違いについて下記の記事で紹介しています。
参考にしてください。
