高齢者の運動に水中ウォーキングがおすすめな4つの理由[ナースが解説]

プールの水中

いつまでも健康でいられるために高齢者でも出来る運動は水中ウォーキングです。

この記事では水中ウォーキングの4つの理由について紹介します。

4つのメリットとは、

安全にできる

 

関節や筋肉への負担が少ない

 

天気に左右されない

 

仲間ができる

この4つの理由です。

ととま

看護師の私が一つずつ説明していきます。

安全にできる

水中ウォーキングは他のスポーツに比べて安全にできます。

それは、

転倒しにくい

 

監視員が見ている

この2つの理由です。

 

水中では浮力の関係で転倒しにくく、骨折などの心配が少ないです。

 

■高齢者の骨折は命取りです

高齢者は筋力が低下しており、骨ももろくなっています。

もし転倒してしまったら簡単に骨折してしまいます。

 

転倒し、骨折すると安静が必要になります。

安静にしている間にも筋力は低下して、場合によってはリハビリが必要になります。

 

一度骨折してしまったら、それまでの生活に戻すのには時間がかかりますし、戻らない場合もあります。

それに、安静にしている間に認知症症状がでてくることもよくあります。

 

骨折したら安静は必要なのですが、実は安静にすることでよくないことがたくさんあるのです。

なので、高齢者はなんといっても転倒を予防し、安全に運動したいのです。

プールは浮力の影響で転倒しずらいので、骨折の心配は少ないです。

 

■監視員がいるので安心

プールには監視員がいて、泳いだり歩いたりしている人をいつも監視しています。

「監視」というと嫌な気持ちかもしれませんが、プールや海には監視員がつきものです。

突然溺れたり、具合が悪くなったりした人がいれば、すぐに泳いで助けられるようになっています。

いつも見てくれている人がいるので安心です。

関節や筋肉への負担が少ない

膝を痛がっている人形

プールの中は浮力の影響で体が軽くなります。

肩まで水に浸かった場合、陸上の体重の約10分の1になります。

 

水中ではそれくらい体が軽くなるのです。

体が軽くなると、膝などの関節にかかる負担はかなり減ります。

 

肥満になってくると運動したくても陸上だと膝が痛くなり制限されることが多くなります。

運動したくても出来ない状態もあるのです。

そうなると運動できなくなり、さらに体重が増えるという悪循環に。

 

でもプールの中では体が軽くなるので、関節や筋肉への負担が少なく運動することができます。

腰や膝の痛みがある人に、水中ウォーキングはオススメな運動です。

天気に左右されない

かみなり

プールは室内ですので、いつも一定の温度が保たれています。

夏の暑い日でも冬の寒い日でも一定の温度です。

プールは温水なので、そんなに寒さは感じません。

 

陸を歩く場合は天気によっては出来ないこともあります。

できない日が続くとそのうちにやる気がなくなってしまうこともありますし、継続することが難しいです。

プールはいくら大雨が降っても関係ありませんので、コツコツと続けていくことができます。

天気に左右されないとモチベーションの維持につながります。

仲間ができる

肩を抱き合う3人の仲間

健康のために水中ウォーキングをしている高齢者はたくさんいます。

私の言っている公立プールでは高齢者の方がたくさん通ってきています。

見ていると、高齢者の方同士で挨拶をしたり、会話しながら歩いたりしています。

通っているうちに仲間になり、仲間と会えるのも励みになっているようです。

ととま

みなさんとてもイキイキと輝いて見えます(*^_^*)

陸を歩いても仲間が出来るかもしれませんが、プールの方が仲間はできやすいでしょう。

 

最初は無理しないで

水中ウォーキングは陸でのウォーキングよりも約2倍以上のカロリーを消費します。

★消費カロリー(1時間の場合)★

 

陸上・・・150kcal

 

水中・・・360kcal

最初から1時間も水中ウォーキングをしてしまうと、かなりの運動量です。

プールから出た後にかなりのだるさに襲われます。

 

最初は20分、慣れてきたら30分、と少しづつ慣らしていきましょう。

水中ウォーキングを30分したら、約180kcal消費します。

陸上の1時間よりもカロリー消費量が大きいので無理しないでゆっくりとやっていきましょう。

最後に水着とキャップの紹介をします。

 

水中ウォーキング用水着

今はこのような水着を着ている方が多いです。

この水着は太ももまでですが、足首まであるものを着ている方もおります。

肩も出すのが嫌なかたは、二の腕まで隠れる水着もあります。

スポーツショップにいくと参考になると思います。

気に入った水着を買うと、プールに通うのが楽しみになりますよ。

 

キャップ

泳ぐわけではないので、キャップはゆったりめがおすすめです。

もし泳ぐならフィットしたキャップが必要ですが、水中ウォーキングは水の中にもぐらないので、ゆったりしたもので大丈夫です。